望む家を妥協すると他では叶えられない家造りへの後悔 成功へ家作りとは

住まい

家を購入する、建てることは普通の庶民なら一生に一度ぐらいですよね。
20代半ばから結婚も考えると家を建てようかと考えるので費用も高額になりますので失敗は絶対に避けたいともう気持ちはなおさらです。
やはりこの家に住んで良かったなと思う住まいを建てたいですからね。



小さくても納得の家のすすめ

マイホームを新築計画ではモデルハウスを見に行くのがまず最初の行動だと思います。

ご自分の好みのデザインだったり会社の大きさだったりさまざまな条件なども合わせて選出していきますよね。

そんななか

若い御夫婦が新築の家を建てたいと相談にお越しいただきました。

以前、輸入住宅建築会社を運営していた時さまざまな方がご相談にお越しいただき数多くの住まいを建てさせていただきました。

その中から印象に残るお客様の住まいに対してのお考えをご紹介いたします。

そのかたはぼう大手の輸入住宅のモデルハウスをご覧になってデザイン、性能から大変気に入ったそうですが、打ち合わせを進むに連れて予算が合わなくなりそのメーカーさんで契約を断念されたようです。

その後色々調べて当社にご相談に来られて過去の経緯をお話しを聞きました。

同じ性能で同じものが建てれないですかとの相談でした。

坪数と予算を聞いて驚愕してしまいました。

確かに某大手の輸入住宅は寒冷地域専用ですからとにかく高額です。その分性能もしっかりしています。なので、40坪で2800万円から3500万円のレベルです。
それを当社に2000万円でお願いできないかと言う相談でした。

私どもでは、なぜお客様が見て来た某大手輸入住宅の家が高額なのかを事細かく説明をさせていただき理解いただけたようでした。

それなら限られた予算でプランを出してくださいとのことでその後提出して話を進めていきました。

1ヶ月後、数回打ち合わせを行い契約になりましたが、ハンコを押す前に重要事項と契約後の大事な説も芋させていただいたのです。

大事なお話というのは 最初のお気に入りだった某、大手輸入住宅メーカーの家と同じものではないので大丈夫でしょうか?と、念を入れて気持ちを確かめました。

もう一つは契約後は変更契約事項に従うことを強く確認させていただいたことです。

さて工事が始まり数ヶ月後そろそろ仕上がり引き渡しの時期に差し掛かる少し前に

施工上では全て納得済みでの契約にもかかわらずクレームの連発でした。
しっかり説明も図面も存在するのに使用が違うとあらゆる箇所でのクレームをつけてくるわけです。

当社としてはできるだけ良いものを作ることに専念してのお客様の予算でお受けしたのですが残念なことになってしまいました。

クレームも聞き入れなんとか引き渡しをさせていただきましたが。後味悪い物件となってしまいました。


苦い経験から踏まえて現在これからも思うこと

望む家を妥協すると他では叶えられない家造りへの後悔より、小さくても納得のよ住まいへ

当社ではお客様に喜んで頂き住まいの実現のためにと思っていましたが、本当はそうでは無く、お客様の有益になるアドバイスは、当社で予算と坪数を受け入れて建てることではなく、どんなに予算が合わなくても、最初に選択した家を妥協せず、坪数を小さくしてでもお気に入りの住宅メーカの家を建てた方がお客様のためになり小さくてもこれで良かったなと思えることが今後幸せな気持ちでその家に住まわれるのだと思います。

まとめ

この物件はもう20年ほど前のお話ですので記載しましたが、人は行動・思考、全てに感性が違うので受ける側は無理をせず相談者側の考えをよく理解すべきだと考えてアドバイスをお届けすることだと思います。

時にはお客様の意見を受け入れるばかりではなくお客様の未来のために有益な方向性を促すために依頼を拒否することも返答するようにしています。

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次回は、長年の海外住宅建材の取り扱いで自分の家に使用するならと考える商品は」のタイトルで詳しく記載していきます。